BL感想「最高の小説家」藤河るり

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作品紹介

最高の小説家

 著者:藤河 るり
発行元:海王社
 雑誌:GUSH COMICS
 初版:2017年8月20日(1巻)
    2019年10月20日(2巻)

担当した作品は軒並みヒットさせる敏腕編集者の倉田。ずっと憧れていたベストセラー作家・円城寺尚の担当が定年を迎えるため、新担当になるべくパーティー会場でアプローチしようとしたところ、俳優顔負けのルックスを持つ美男子に遭遇…その相手こそが円城寺その人だった! ところが意気込む倉田に対して円城寺は「小説はもう書かない」と言い出す。その理由は「原稿を書きあげた後、興奮して誰彼構わず襲ってしまう」という円城寺の歪んだ性癖で―――!?

  • 円城寺先生(黒髪)×倉田くん(服はだけてる方)
  • 作家×編集者
  • スパダリ攻め
  • 絡みシーンは毎回のごとくしっかり最高

皆の口コミ

皆の口コミは平均4.3

絵がきれい、キャラがかっこいい
エロシーンもたくさんで、ごちそうさま
攻めのスパダリ感かっこいいいいいい
2巻の短編のKingOf攻め海堂が好き

(本編の)合意なし行為が苦手
(1巻だけ読んで)悪癖でいままでどうしてたのは疑問
(1巻の短編)地雷すぎた、攻めが理解できない
※注意喚起
1巻収録の短編は1穴1棒主義の人はまじで地雷です。

主婦の感想

まずは本編の最高の小説家について。

これはもう大好物で大満足な内容!
なんせ小説家×編集者だぞ!?良くないわけがない!
攻めの小説家がスパダリでかっこよくて…私が選ぶ攻めランキングに入りますよ!

入稿時に誰かれ構わず襲ってしまう悪癖って珍しいキャラ設定。
その悪癖のために最初倉田君(受け)と合意なしで致しちゃうんですが、
合意なしがほんっと苦手って人は注意。
私はもちろん全然許容範囲内でしたがね!
スパダリは、受けの事を大好き前提に、何をしても無罪なのです。
先生のかっこよさと倉田君の仕事に対するモチベがすごくって二人とも本当に良いキャラしてました。

1巻は二人がラブラブになるまで。
2巻は大好きシチュの温泉旅行編あります。じゅるり。
その後珍しく先生の元編者として女性キャラでてきます。
誰かれ構わずってことはこの女性とも!?って感じのターンです。
倉田くん以前はどうだったか疑問がはれます。
あとがきで前担当者山田さんネタがもう最高。恐るべし山田さん(笑)
1巻2巻通して☆5つの話でした♡
だがしかし!

1巻収録短編「ゆずれないからだ」

1巻の短編が問題だ!
地雷すぎて深い傷を負ってしまった…
あー、口コミしっかり読んでおけばよかった。
でも言わせてください。全部読んでる暇はない!
買うときは評価高いのと低いのをパパっとみてからポチるんだが、甘かった!
付き合ってるが最後までしない受けの本心を引き出すために、攻めと当て馬モブ男がしっかりやっちゃってます。しかもそのあと攻めと受けがおせっせしてハピエン!
なのか?!
やーぶっとびましたね。普段こうゆうの避けてる分衝撃が。
酷評も多いですが、もちろん雑食な人とかNTR好きは大丈夫でしたーって書いてましたよ!
言いたいのは、内容どうこうじゃなく、単行本にそことそこを組み合わせてはだめだ!ってことです。

2巻収録短編「愛人契約」

ヤクザの金貸しと愛人契約をして最初はイヤイヤだったけど…ってお話。
King Of 攻め(アンソロジーのテーマ)で描かれた攻めだったので
ハートぶち抜かれて当然のキャラでした。海堂さん(攻め)かっこよす!
短編なのがおしい!まじで長編で読みたい作品でした。

まとめ

「最高の小説家」は最高の作品でした。
1巻の短編で地雷作品(何回言うんや)があってしても買って損はなかったと思える作品。
傷つく人が怖い人は1巻だけ単話ずつ買ったらいいかと。
でも電子書籍だと読みにくいよねー。

2巻もあります。

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